電気工事の現場職でした

私が体験したブラック企業の実態について話す。

私は現在30歳だが、体を壊したため在宅での仕事をしている。

体を壊したきっかけは当然ブラック企業だ。

私があの製鉄所にいたのは、25歳から27歳の時。

仕事内容は大きく二つあって、一つは製鉄所内の電気工事の進捗管理。もう一つは電気システムの改良検討だ。

仕事内容は二つある、と言ったが、やる事は基本的に同じだ。

製鉄所内の工場担当者と、所外の外部業者との橋渡し。

両方を相手にするので、とてもしんどかった。

残業代が全く出ない

何がしんどいかといえば、双方に対して提出する書類が山ほどあるのだ。

仕事が終わらない。

本当に終わらない。

残業しても終わらないから、家にまで仕事を持ち帰るのだ。

コンプライアンスなんて無い。

表向きは偉そうな顔をして「守ってます」と言い張っているが。

とてつもない物量の仕事なのに、残業代は出ない。

もし貰えていたら、給料が2倍になっていた。

それぐらい残業・持ち帰りが多かった。

身体を壊して退職

私がその会社を辞めたのは、心身ともに壊れたからだ。

あまりにも多忙すぎて、体も精神も悲鳴を上げた。

どちらも診断書が出たが、傷病手当こそ貰えど謝罪は無かった。

心身ともに壊れるまで仕事をするのが当たり前の場所なのだ。製鉄所は。

製鉄所に残っている人間というのは、人を駒として使う事に長けているか、スタミナが尋常ではないのだ。

平常心では働いてなどいられない。

たしかに給料は良い。

だが、それが仕事に対する正当な評価かといえば、全然足りない。

命を削って仕事をしているのだ。それなりの給料は支払われるべきだろう。